こんにちは、
氷河期世代クリエイターのYOHEIです。
今回は、キャッチコピー・セールスライティングについてのお話です。
キャッチコピーやセールスライティングのスキルというと、広告やデザインで役立つ印象があるかもしれませんが、実はあらゆるシーンで求められ活かせるスキルなんです。例えばビジネスのメールや企画書であったり、日常のSNSやLINEだったり、ネットショップの商品紹介などです。
ということは、伝え方や文章の書き方を考えるときが多々あるということです。
しかし
こんな悩みを抱えている人は多いと思います。
私もデザイナーなので絵を描くことは得意ですが、文章を書くことにあまり興味がなく避けてきました。なので、うまく言葉にできず悩んでいました。
そんなときに今回紹介する本を読んで、キャッチコピー・セールスライティングの作り方には、知っていれば、誰でもうまく書いたり伝えたりできる技術があることを知りました。読むだけで、後の結果を良くする伝え方・書き方の技術を簡単に身につけられます。
ということで本記事では同じように悩んでいる方に向け、読むだけでも伝達力・文章力のスキルアップができる、初心者向けキャッチコピーの作り方・セールスライティングの学習におすすめの本を紹介したいと思います。
今回は、キャッチコピー向けの本です。
本記事の内容
もくじ
1. キャッチコピー・セールスライティングのスキルは、あらゆるシーンで役に立つ
2. 初心者向け、伝わるキャッチコピーの作り方の学習におすすめ本
3. まとめ:伝わるキャッチコピーの作り方を知っていれば、誰でも作ることが可能!
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、広告・デザイン歴20年ほどです。
コピー初心者の方に、できるだけわかりやすく紹介したいと思います。
(・o・)/
1. キャッチコピー・セールスライティングのスキルは、あらゆるシーンで役に立つ
広告やデザインの仕事をしていなくても、毎日の生活の中で相手に何かを伝えたり、お願いをしたりする機会は多くあります。とくに現代は、文字を使って伝える重要性が劇的に増しています。ということは、それだけ多くの文章や言い方を考えなくてはならないということです。
そんなときに、
伝えたいことをうまく文章化したり言葉で伝えることができる、キャッチコピー・セールスライティングのスキルがあると、どうなるでしょう?
当然、自分の思い描く結果や反応を得る可能性が上がりますよね。
そしてそれは、あらゆるシーンで活かせるのです。
・仕事の交渉
・プライベートでのメール
・LINE
・SNS
・ネットショップ
・お店での注文
など
そんな使うことが多いキャッチコピー・セールスライティングのスキルは、技術として身につけることができるのです。
しかも、そんなに難しくないのです。
使いこなすには、ある程度のなれが必要ですが、それは他の技術でも同じですよね。なので、伝え方や文章力のスキルは、これからの社会でマストスキルだと思うので、身につけることをおすすめします。
身につけば、これから先の人生が変わると思います!
2. 初心者向け、伝わるキャッチコピーの作り方の学習におすすめ本
では、本題のおすすめのキャッチコピーの学習本を紹介します。今回紹介するのは、
「伝え方が9割 2」著者:佐々木 圭一 です。
著者の佐々木 圭一さんは、広告業界の第一線で活躍されているコピーライターで、数々の実績・受賞歴があります。そんなすごい方でも、新人時代はうまくコピーが書けず苦しんでいました。ところがあるとき、伝え方には技術があることを発見し、伝え方だけでなく人生ががらりと変わったのです。
この本では、その発見した技術と体験を惜しみなく、誰でも身につけられるように構成し綴られています。なので、読んでいて理解しやすくて面白いです。ちなみに、2013年ビジネス書ランキング1位に輝いています。
また、広告のキャッチーコピーとしてだけではなく、日常のコミュニケーションにも使えるテクニックが実践ストーリーで紹介されています。
内容は大きく二つあり、
1.「ノー」を「イエス」に変える七つの切り口
2.「強いコトバ」を作る8つの技術
で構成されています。
それぞれの技術を学習のきっかけとして簡単に紹介します。
1.「ノー」を「イエス」に変える七つの切り口
例えば、家族に掃除を手伝ってもらいたいときに「ゴミを捨ててきて」とだけお願いすると、ノーと答えが返ってくる可能性が高いかもしれません。しかし「ゴミ捨てか、お風呂掃除、どっちがいい?」と聞くと、どちらかを選ぶ可能性が高いのです。人は、どちらか聞かれると選ぶ習性があるみたいです。
これだけも使えますよね!
これは「選択の自由」という呼び名の切り口で、この他にも、
「相手の好きなこと」という切り口だと、
例)売れにくい商品を売りたい場合
×:この商品は現品のみです。
○:人気があって最後の1点です。
この切り口は、思ったことをそのまま口にするのではなく、相手のメリットや好きなことを使って伝えているのです。
×の言いかただと、売れ残っている商品のように思えて欲しい気がしません。しかし○の言いかただと、人気があって最後の商品ということで欲しくなりますよね。このように伝え方しだいで結果が変わる可能性があるのです。
他にも「嫌いなこと回避」・「認められたい欲」・「あなた限定」・「チームワーク化」・「感謝」というような切り口があり、合計7つの切り口による伝え方が書かれています。
本記事では簡単に紹介しましたが、
本書では多くのサンプルストーリーと、それぞれの切り口による、「ノーをイエスに変えるコトバ」の作り方が理解しやすく解説されています。
2.「強いコトバ」を作る技術
二つ目の内容は、印象的なキャッチコピー・名言となる「強いコトバ」の作り方を8つの技術を用いて紹介しています。(伝え方が9割 1巻では、この内の5つの技術を詳しく紹介していますが、2巻から読んでも十分理解できます)
驚くことに世の中の多くの名キャッチコピー・名言の大半が、その技術で作られていたのです。著者の佐々木さんはその法則を発見し、8つの技術として確立させたのです。そんな技術がこれ一冊を読むだけで手に入ります。またこの本では、技術を料理のレシピに例えて「プロの料理人の同じ味」はできないかもしれませんが「ご家庭で味わえるプロの味」は作ることができると例えています。
料理にレシピがるように、強いコトバにもレシピがあるのです。
この例えもわかりやすいですね!
では、その8つの技術のうち、いくつかを簡単に紹介します。
●「サプライズ法」
驚く時に発するコトバを入れて強いコトバにします。
Before)大きなリンゴ。 → After)わっ!大きなリンゴ。
●「ギャップ法」
伝えたいことと(大きなリンゴ)、正反対のコトバ(小さく見える)を先に入れることで、強いコトバにします。
Before)大きなリンゴ。 → After)皿が小さく見える、大きなリンゴ。
●「赤裸裸法」
自分の体に起こっている現象や感情をコトバにして入れ、強いコトバにします。
Before)とても、おいしい。 → After)鳥肌が立つほど、おいしい。
●「リピート法」
リピートすると、そのコトバが相手の頭にのこります。なので、コトバを繰り返して、強いコトバにします。
Before)大きなリンゴ。 → After)大きな、大きなリンゴ。
繰り返すだけで、とても大きな印象にもなりますね。
●「クライマックス法」
伝えたいことに重要であったり大事なことを強調するコトバを入れて、コトバに意識を向けさせ強いコトバにします。
Before)忘れないでください。 → After)一度しか言いませんよ、忘れないでください。
という感じで、他にも「ナンバー法」・「合体法」・「頂上法」という技術が解説されています。
ここではざっくりした紹介でしたが、本書では8つの「強いコトバ」の具体的な作り方と使用実例が多く紹介されているので、理解しやすく、あっという間に読めます。1巻と2巻がありますが、どちらもおすすめです。
3. まとめ:伝わるキャッチコピーの作り方を知っていれば、誰でも作ることが可能!
今回は、伝わるキャッチコピー・セールスライティングの作り方について紹介させていただきました。
本記事の内容を要約しておきます。
今回はここまで。
名キャッチコピーは、誰でも作ることが可能ということが分かりましたね。
でも、作り方を知って満足しているだけでは意味がありません。
これだけでは技術が身につかないので、本記事で紹介した本を読んで、実際に繰り返し作ることが大事です。
次回は「セールスライティングの学習」におすすめの本を紹介します。
ではでは。
(・o・)/
この記事を書くのに読んだ本
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