こんにちは、
氷河期世代クリエイターのYOHEIです。
前回にひきつづき、
初心者できた!ワードプレスブログ始め方Step3【WordPressインストール方法編】です。
(全9回に分けて解説しています)
今回は、独自ドメインを設定して作成した白紙状態のサイト(レンタルサーバー)にワードプレスをインストールしてブログサイトにします。そして、いくつかの最初にすべき基本設定をします。
Step3 WordPressインストール方法編もくじ
1. WordPressのインストール方法手順
2. SSL設定
3. パーマリンク設定
4. プラグイン設定
5. まとめ:WordPressのインストール方法についておさらいしましょう!
1. WordPressのインストール方法手順
インストールするためにまず、XSERVERのサーバーパネルにログインします。画面下段の「WordPress」→「WordPress簡単インストール」をクリック。
次の画面のWordPressインストールタブをクリックし、必要項目を入力します。「キャッシュ自動削除」はONにするでOKです。「データベース」は自動でデータベースを生成するでOKです。ブログ名は後でも変更できるので、迷ったら仮でも入れて進みましょう!また、ユーザー名とパスワードはインストール後のワードプレスへログインする為に使用します。
確認画面に進み、問題がなければ「インストールする」ボタンをクリック。インストールが完了したメッセージが表示されます。
インストール完了画面に表示される内容(MySQLのパスなど)は重要です。メモしておきましょう!
また管理画面URLとは、記事の作成や投稿をはじめとしたブログサイトの編集ページへログインするためのURLです。
このURLはブックマークなどしておくと便利です。
インストール作業はこれで完了です。ご自身のブログサイトのURL(独自ドメイン)を入力してみましょう。ワードプレス初期サンプルの内容でブログサイトが表示されているでしょう!(インストールの浸透に1時間ほどかかる場合があります)
2. SSL設定
記事を書き出す前にしておきたい、ワードプレスの設定がいくつかあります。このいくつかの設定は、後でするとなるとかなり大変なので最初にしましょう!
まずは、サイト運営で必須のSSLの設定。SSLとは「Secure Sockets Layer」(セキュア・ソケット・レイヤー)のことで、暗号化してデータを送受信する仕組みです。そうすることで、サイトの安全性が高まります。そして、現在ではサイトのSSL化が必須となっています。
では、サイトのURLを「https~」のsの文字が入っているアドレスでアクセスできるように設定します。現状のままだとhttp~の「s」なしURLでしかアクセスできません。先ほどのインストール完了画面にあった、ワードプレス管理画面URLからログインしてみましょう。管理画面が表示されますので、管理画面の左側メニューにある「設定 」→「一般」をクリック。
「一般設定」の項目の中にある、
・WordPressアドレス(URL)
・サイトアドレス(URL)
の2つのURLを「http://」から「https://」に変更して、画面下にある「変更を保存」をクリック。
↓
これでブログのアドレスを「http://」から「https://」に変更することができました。
「https://設定した独自ドメイン」のURLでアクセスしてみて下さい。「https://〜」でも無事にブログが表示されたはずです。以上でSSLの設定は完了です。
が、
ここで、もう1ステップ上級者向けの設定。
先ほどSSLの設定をしたましたが、このままだと現状「http://〜」でも「https://〜」でもどちらでもアクセスできてしまう状態になっています。
「http://~」でもアクセスできてしまいますので、セキュリティ的に良くありません。
なので、「http://~」でアクセスした場合は「https://~」にリダイレクト(転送)する設定作業をおこないます。こうすることで「http://~」でアクセスしても、強制的に「https://~」に置き換えアクセスします。
それでは、手順の前に注意すべき点です。
上級といっても手順通りにすれば大丈夫ですが「.htaccess」というとても大切なファイルを扱います。設定を間違うとブログにアクセスができなくなってしまうので、慎重におこなって下さい。念のため、編集画面でプログラムを変更前にコピペするなり、バックアップすることをおすすめします。
エックスサーバーの管理画面にログインします。「ホームページ」の項目の中の「.htaccess編集」をクリック。
「ドメイン選択画面」のブログのURLをクリックし「.htaccess編集」タブをクリック。
プログラムが表示されます。※ここでコピペしバックアップ。そのプログラムの最後の「# END WordPress」の下に、以下のプログラムをコピペし「確認画面へ進む」をクリック。確認画面が表示されたら「実行する」をクリック。
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L]
試しに「http://設定した独自ドメイン」のURLでアクセスしてみて下さい。「http://~」が「https://~」にリダイレクトされてアクセスしているはずです。SSL化作業は以上で完全に完了です。
3. パーマリンク設定
次にパーマリンクの設定をします。パーマリンクとは、ブログ記事文字列のURLの部分です。
「http://設定した独自ドメイン/ブログ記事文字列」
初期設定のままだと、記事を投稿したときに自動で数字記号の文字列でURLが作成されてしまいます。ここを記事タイトルにして、見ただけで記事の内容がある程度わかるようにします。こうすることで、SEO的にも有効になります。(SEOとは「Search Engine Optimization」の略であり、簡単に言うとインターネット検索結果でWebサイトを上位表示させたりするための一連の取り組みのことです)
ちなみに設定前に、ワードプレス初期サンプル記事の「Hello world!」のURL(ブログ記事文字列)を確認してみましょう。記号や数字でできていると思います。設定前と後の変化を見て作業するとより理解しやすいかもです。
ではまずワードプレス管理画面URLからログインし、管理画面の左側メニューにある「設定 」→「パーマリンク設定」をクリック。
カスタム構造にチェックを入れて「/%postname%」と入力します。(すぐ下にあるタグボタンをクリックでもOK)
こすると、投稿画面でパーマリンク部分を自分で設定できるようになります!投稿編集ページを見てみましょう。
上部のブログタイトル入力欄の下に、パーマリンクがあり、「編集」をクリック。文字を入力して編集できるようになります。基本的にドメインの時と同じ考え方で、パーマリンクは英文字が良いでしょう。
これで、パーマリンクの設定は完了です。
4. プラグイン設定
次にプラグインをインストール・有効化していきます。
プラグインとはワードプレスに機能を追加するプログラムで、色々な種類があります。もともと初期にいくつか入っています。
なんでもかんでも入れると良いというわけではありません。入れすぎは重くなって読み込みが遅くなったり、セキュリティーホールができやすくなるなど、セキュリーティー面でも良くありません。自分の必要なものだけをインストールしましょう。
とはいえ、最初はどれが自分に合っているかわからないと思いますので、いくつかのおすすめを紹介していきます。
プラグインのインストール・有効化
では、実際に一つインストールし有効化していきましょう。まず一つ目は、記事を書く上で操作しやすいと定評がある「Classic Editor」というプラグイン。これは、投稿画面のインターフェイスを旧タイプの入力編集モードにするもです。現状の投稿編集画面(ブロックエディター)より、こちらの方が装飾しての入力などをはじめ、操作しやすいという声があります。
ではまず、ワードプレス管理画面の左側メニューにある「プラグイン 」→「新規追加」をクリック。
画面右上にある検索バーに「Classic Editor」と入力。
そうすると、検索結果に「Classic Editor」が表示されます。右上にある「今すぐインストール」をクリック→ボタンが有効化に変わるので「有効化」をクリック。これで完了です。
投稿編集画面を見て確認すると、操作画面が変わっているはずです。他のプラグインも手順は同じです。
初期設定におすすめプラグイン
その他のおすすめプラグインです。
●UpdraftPlus WordPress Backup Plugin(アップドラフトプラス)
https://ja.wordpress.org/plugins/updraftplus/
ブログデータのバックアップをするプラグイン。
●Table of Contents Plus(テーブルオブコンテンツプラス)
https://ja.wordpress.org/plugins/table-of-contents-plus/
記事に目次を自動的に作るプラグイン。記事に目次を入れたい方におすすめ。
●Throws SPAM Away(スローズスパムアウェイ)
https://ja.wordpress.org/plugins/throws-spam-away/
スパム対策プラグイン。アフィリエイトなどの商用サイトでも無料で利用できます。Akismet Anti-Spamというプラグインも有名でよくおすすめにあがりますが、商用だと有料になるみたいです。なのでこちらをおすすめとしました。
●All In One SEO Pack(オールインワンエスイーワンパック)
https://ja.wordpress.org/plugins/all-in-one-seo-pack/
WordPressサイトの SEO 最適化のための有名なプラグイン。
このプラグインについては、有効化して最初にする設定も紹介します。
インストールをして、プラグインのAll In One SEO Packの「SEO設定」をクリック。
ホームページ設定項目の「ホームタイトル」と「ホームディスクリプション」は入力しましょう。これは、Googleなどの検索結果ページに表示されるサイト名とサイトについての説明文になります。説明文の文字数は120文字ぐらいまでに収めるのが良いです。超えると検索結果ページに全文が表示されませんので注意が必要です。
次は下の項目に行き、Noindex設定項目の「タグアーカイブに noindex を使用する」と「検索ページに noindex を使用する」の二つは、チェックをいれましょう。ノーインデックスとはgoogleの検索ロボットにこのページは検索エンジンに登録しないでOKとするもので、SEO的にはそうしている方が良いみたいです。気になる方は「WordPress・タグnoindex・理由」などで検索してみましょう。最後に「設定を更新」をクリックで完了。
プラグイン紹介にもどり、
●Google XML Sitemaps(グーグルエックスエムエルサイトマップ)
https://ja.wordpress.org/plugins/google-sitemap-generator/
ブログサイトのコンテンツを検索エンジンに認識してもらう為に必要なサイトマップを自動で生成してくれます。
●Broken Link Checker(ブロークンリンクチェッカー)
https://ja.wordpress.org/plugins/broken-link-checker/
ブログサイトのリンク切れなどのエラーを通知してくれます。最初に設定でリンク切れを通知してもらうメールアドレスを設定しときましょう。
●PuSHPress(プッシュプレス)
https://ja.wordpress.org/plugins/pushpress/
Webページの更新やページ作成を、瞬時に検索エンジンにインデックスしてもらうようにするプラグイン。また、サイトをコピーされるのを防止する役割もあります。
●WordPress Ping Optimizer(ワードプレス ピングオプティマイザー)
https://ja.wordpress.org/plugins/wordpress-ping-optimizer/
自分の記事の存在を適切かつ早めにGoogleに認知してもらえるようにするプラグイン。
●WP Multibyte Patch(WPマルチバイトパッチ)
https://ja.wordpress.org/plugins/wp-multibyte-patch/
日本語版 WordPress のマルチバイト文字の取り扱いに関する不具合の、累積的修正と強化を行うプラグインです。もともとあると思いますので有効化しておきましょう。
最初に有効化しておきたいおすすめプラグインはざっとこんな感じです。また、もともとはいっている「Hello Dolly」など使用しないなら、削除してもOKです。
5. まとめ:WordPressのインストール方法についておさらいしましょう!
今回は、ワードプレスのインストール方法について紹介させていただきました。
本記事の内容を要約しておきます。
以上、Step3 WordPressインストール方法編はここまで。次回はサイトのデザインテンプレートである、テーマをインストールしていきましょう。
ではでは。
(・o・)/